寒さ厳しい冬の楽しみといえば
なんといっても雪景色ですよね。


いつも見慣れた場所でも、
雪が積もる事によって、
また違った一面が見られるもの。


この記事では、
そんな冬の楽しみである雪景色の中でも、
雪化粧の特徴に注目してまとめてみました。


とりわけ、富士山や金閣寺における
雪化粧の特徴や時期についても
要チェックです!

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雪化粧の特徴について。どのような様子なのか?


雪には独特の魅力があるので、
それを表す言葉もたくさんあります。


雪が降る時期やその状態によっても
表現の仕方が異なってくる事がよくあります。


・初雪:はじめて降る雪をあらわす言葉
・なごり雪:もうすぐ春を迎える時期に降る雪は
・白雪:雪の美しさをあらわす言葉

このように、雪に関連する言葉は
ほんとうに多種多様なものがあります。



そんな雪に関連する言葉の1つとして
雪化粧」というものがあります。


この言葉は、雪が積もった様子を表し、
野や山の景色が、雪が降ったことにより
まるで白粉を塗ったように
白く美しく変わること
を表しています。



同じような意味の言葉には
銀世界」という言葉もありますが、

この2つの言葉の違いは何かと言うと、
雪化粧の方は、どちらかというと
一部の範囲の景色を表す言葉です。


一方の銀世界は、広い範囲にわたって
雪に覆われた景色を表していることが
多いように思われます。

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富士山に降り積もる雪化粧の時期はいつ?


雪化粧した景色はどこでも美しいですが、
やはり富士山の雪化粧姿は格別です。


富士山といえば、
1年中雪が積もっているイメージを
持たれている方も少なくありませんが、
実は、富士山に雪が積もる時期は
ある一定の期間のみなのです。


では、富士山が雪化粧している時期は
いつなのかと言うと、これについては
見る場所によって時期が異なってくるのです。



一番長く見られるのは山梨県側からです。


山梨県側は10月下旬から6月下旬まで、
一方の静岡県側は、11月中旬から6月中旬が
雪が見られる目安となっています。


なお、2006年から山梨県吉田市が
富士山に降る雪を独自に観測する事で、
季節の移り変わりを知ってもらおうと、
富士山初雪化粧宣言」というものを
市のホームページで公開しています。



雪化粧をした富士山が見たいという方は、
こちらを参考にしてもいいかもしれませんね。



このように、富士山に降る雪には
降る時期がある程度は決まっているのです。


あの山頂付近が雪に覆われている姿は、
なんとも雄大で清々しい気持ちにさせてくれます。

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金閣寺の雪化粧を見るたった1つの方法とは?


富士山は自然の雄大な景色ですが、
京都の金閣寺の雪化粧姿もまた素敵ですよね。


金色と白のコントラストもきれいですし、
太陽の光に反射して輝く雪の姿は、
言葉では言い表せない美しさがあります。



この金閣寺の雪化粧ですが、残念ながら
見られる時期を予測するのは困難
なのです。


見られる時期が決まっていない
とても貴重な景色なので、
金閣寺が雪化粧した日には
たくさんの観光客が訪れ、
大行列になることも少なくありません。


実際、この金閣寺の雪化粧を見るためには、
天気予報を常日頃から確認して、
適切だと判断した時期に
冬の京都へ行く
しか方法がありません。


冬の京都に観光に行って、
雪化粧をした金閣寺を偶然見られたという方は
とてもラッキーだと思いますよ。


まとめ:雪化粧について


雪化粧とは、雪が降ることにより
野山の景色が白粉を塗ったように
白く美しく変わる特徴があります。


また、富士山で雪化粧を見るには


・山梨県側:10月下旬~6月下旬
・静岡県側:11月中旬~6月中旬

この辺りの時期が、雪化粧を見れる
目安となっているとされています。


一方の金閣寺における雪化粧ですが、
こちらは富士山とは異なり、
実際にこの目で見れる時期を予測するのは
なかなか難しい事なのです。


富士山と金閣寺は共に
雪が積もっていない状態でも素敵ですが、
雪化粧を纏ったこれらの姿は、
普段とた違った顔を私たちに見せてくれます。


この冬には、あなたも富士山や金閣寺の
雪化粧を見るための旅行を計画するのも
1つの選択肢としていいかもしれませんね。