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春の風物詩でもある桜は
4月には満開の花を咲かせ、
多くの人々を魅了させます。

とても美しい桜ですが、
満開期を過ぎるとやがて花も散り、
葉桜となります。

しかしこの葉桜もまた、違った魅力を
魅せてくれる事でしょう。


今回の記事は、美しく花を咲かせた後に
見る事のできる葉桜についてです。

葉桜の時期はいつ頃なのか、
また、葉桜を用いた4月の挨拶や、
5月の葉桜の魅力について解説します。
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葉桜の時期っていつ頃なの?

葉桜とは、満開に咲いた桜が散り始め、
若葉が芽吹き始めた頃から
めしべ、おしべが残っている状態、
又は、桜の木全体が新緑に覆われる
時期までの事を指します。


葉桜の時期としては
桜が散り始める4月から
になります。


桜が満開に咲いている頃に若葉が
芽吹き始めるため、この頃から徐々に
葉桜のカウントダウンが始まります。


花と若葉が混じっている状態、
新緑の若葉だけの状態、
双方を「葉桜」として呼んでいます。


ちなみに、「葉桜」とは
夏の季語でもあるんです。



これは、旧暦では4月から6月が
夏に該当する時期にあたるため、
少しズレが生じているからなんですよね。
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葉桜を用いた4月の挨拶をご紹介!

日本人であれば、桜の満開期が過ぎれば
葉桜となる事もご存知の方が多いでしょう。


その為、葉桜は季節も感じさせるので、
4月の時候の挨拶にも使われています。


例文を挙げさせてもらうと…


・いつの間にか新緑輝く
 葉桜の季節となりました。

・桜花の盛りも過ぎ、
 葉桜の候となりました。

・春暖の候、葉桜が鮮やかに
 彩られた季節となりました。

・葉桜が美しい季節となりました。



などなど、「葉桜」と言う用語から
しっかり季節感を感じる事のできる挨拶文が
4月の時候には多く使われています。


葉桜の季節に手紙を書く際などは、
前文にこのような葉桜を用いた
挨拶文を導入させると良いでしょう。
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5月ならではの葉桜の魅力とは?

一方、葉桜は5月になると
桜花が完全に散り、新緑の若葉が
青々とした元気な姿を見せてくれるでしょう。


薄ピンクに染まっていた
4月の桜の木とは異なり、
瑞々しい緑色の葉桜が
魅力を魅せる季節となります。



可愛らしい、美しいという
桜花の季節から、立派な新緑の若葉を
堂々と魅せている姿は魅力的で
元気を貰えるような迫力ある姿をしています。


また、葉桜となった葉は
桜葉」と呼ばれる塩漬けにされ、
食用として使用される事もあります。


桜葉は、ほのかに香る桜の香りが特徴的で
桜餅の他にも、アイスクリームや
クッキーなどの香り付けの材料として
使用されている事もあります。

この記事のまとめ

葉桜の時期は4月頃なのですが、
5月になると、新緑の青々とした若葉が
元気な姿を見せ始めてくれるので
これまた違った魅力があると言えます。

時候の挨拶にもよく使われてますね。


桜と言うと、やはりお花見シーズンの
満開期が主に見頃だと思われます。

その一方で、葉桜の季節に目を向けてみると、
これまた新たな魅力の発見にも繋がり、
その美しさを感じる事が出来ることでしょう。


四季により異なった魅力を魅せる桜は
やはり日本の代表的な風物詩であると
改めて実感させられます。


それでは、今回はこの辺で失礼します。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!