s_zika

いま「ジカ熱」という感染症の拡大が
世界中で懸念されています。


ジカ熱は、
以前話題となったデング熱と同様に、
蚊を媒介として感染する病気です。

この病気は、
症状が無いか軽い場合も多く、
生命の危険はほぼないと言われています。


しかし、WHOが緊急事態宣言を出し、
日本でも厚労省が海外渡航者に
注意を呼びかけるなどしています。

一体なぜなのでしょうか。


それは、新生児に重大な問題を
引き起こす関連性が指摘されているからです。

詳しく知りたいですね!


そこでこの記事では、ジカ熱について、
症状や、妊婦にとって危険な理由をはじめ、
他にも中南米で発生している原因について、
解説していきたいと思います。
スポンサードリンク

ジカ熱の症状とその危険性について

ジカ熱は、ジカウイルスを持つ蚊に刺されて
3~12日の潜伏期間の後に発生します。

(潜伏期間:感染はしているが無症状の期間)


症状としては以下のものが挙げられます。


・急性の発熱、
・化膿しないタイプの結膜炎(目の症状)
・頭痛、筋痛、関節痛、脱力(だるさ)
・斑点状丘疹(皮膚の症状。小さなブツブツ)
・下部肋骨水腫(水が溜まる)



また、頻度は下がりますが、


・後眼窩(眼球の収まっているくぼみ)痛
・食欲低下
・嘔吐
・下痢
・腹痛



を起こすこともあります。


症状は4~7日間続き、自然に治まります。

全ての症状が出るわけではありませんし、
ウイルスに感染しても発症しない人もいます。


また、症状が軽くて、
気付かずにそのまま完治する人も多いそうです。


ワクチンや、有効な治療薬は
現時点ででは開発されていませんが、
出た症状に対する処置を適切に行えば、
死亡の危険性はほとんどないとされています。

スポンサードリンク

ジカ熱が妊婦さんに危険な理由とは?

ジカ熱に最も注意しなければならないのは、
妊婦さんです。

なぜなら、新生児の「小頭症」との
因果関係が指摘されている
からです。


ジカ熱が流行しているブラジルでは、
小頭症の新生児がこの半年で急増しています。


小頭症とは、神経疾患の一つで、
頭が極端に小さい赤ちゃんが
生まれてくる症状
を指します。


この小頭症が原因となって、
脳の発達不全により深刻な発育障害が残ったり、
幼少時に死亡してしまうケースもあります。


まだ調査段階ではありますが、
妊娠中のジカ熱感染が
胎児にこの小頭症という障害を
引き起こすと言われているのです。


他にも、このことに関連して、
外務省が妊婦さんのブラジル渡航を
自粛するようにと注意喚起を促し
ニュースにもなりました。

ですので、妊婦さんは、
海外の流行地へ行くのは
避けたほうがよいでしょう。


妊婦さんでなくても、
日本へウイルスを持ち込まないために、
ジカ熱の流行地へ行くのは
できるだけ避けたいところですね。

スポンサードリンク

ジカ熱が中南米で流行している原因とは?

ジカ熱は昨年の5月に
ブラジルでその症状がはじめて拡大され、
現時点にいたるまで20カ国以上の国々に
その感染が拡大しています。


では、そもそもなぜ、
ジカ熱の流行はブラジルをはじめとする
中南米から発生したのでしょうか?



それは、中南米の環境が蚊の発生源、
そしてジカ熱ウイルスの蔓延に
理想的な条件を備えている
事に
その原因があるからだと考えられます。


・熱帯性の気候
・人口過密な都市
・劣悪な衛生状態
・ずさんな建築



これらはどれも、
蚊やウイルスに好まれる環境なのです。


仮に、仕事など何かしらの事情で
ジカ熱の発生した国々へ渡航する際は、
長袖を着たり、防虫剤を使うなどして、
蚊に刺されない対策を行いたいところですね。

まとめ

ジカ熱は、ジカウイルスをもった
蚊に刺されると感染します。

症状は、主なもので、
発熱、結膜炎、頭痛、筋痛、関節痛、脱力
などがありますが、軽症なことが多く、
気付かないまま自然治癒するケースもあり、
死亡率はほとんどありません。

しかし、妊婦さんがジカ熱に感染すると
小頭症の子供が生まれるという報告があり、
十分注意しなければなりません。

また、ジカ熱の流行地は
ブラジルをはじめとする中南米なので、
そこへの渡航はできるだけ控え、
行く場合は、蚊に刺されない対策が必要です。


ジカ熱、非常に恐ろしい症状なんですね…


今年の8月にはリオ五輪が開催されますが、
一体どれくらいの影響が出てくるのか
現時点では全く予想がつきませんね。


アメリカでも患者が確認された報道もありますし、
日本にいる私達にとっても対岸の火事では
済まされない事態なんだなと感じます。