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読書感想文の書き方がむずかしいと感じている
小学生の方は多いと思います。


・どのような本がおすすめなのか
・どうやって感想文を書けばいいのか
・上手に書くコツはないのか


こうしたことが教科書にのっていないので、
なやんだり、苦しむこともきっとあるでしょう。


そこで、小学生の読書感想文でおすすめの本を
低学年、中学年、高学年ごとにまとめてみました。

また、読書感想文を書くときのコツも
いっしょにわかりやすく解説しますね。
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小学生の読書感想文でおすすめの本を3冊紹介!


小学生の方が読書感想文で使う本をえらぶ時は
出来るだけ読みやすいものを探すのがコツです。

特に、小学校低学年、中学年であれば字が大きく
絵もあって読みやすい本がおすすめです。


また、中学年から高学年のおすすめの本としては、
主人公があなたと同じ小学生である本がいいでしょう。

あなた自身生活や生き方を考えるきっかけになるので、
難しく感じる読書感想文が、簡単に書けるからです。


こちらの3つにも気をつけてみて下さい。

・自分が好きなジャンル、分野の本
・何となく「読みたいな」と思った本
・あえて低学年向けの本を読んで楽をするのもあり



では、具体的なおすすめ本を3冊ご紹介しますね。

小学校低学年におすすめの本:はれときどきぶた


作者:矢玉四郎(気になったらこちらをチェック!)


あなたのお父さん・お母さんも
小学生だった時に読んでいるかもしれない1冊です。

シリーズもたくさんあり、ぜんぶ読んだという子も
たくさんいるほど人気で面白い内容になっています。


「あしたははれ、ときどきぶたがふるでしょう」
日記にこのようななデタラメを書いた小学生の則安君。

ところが、そのうそが本当になってしまって・・・


絵日記になった挿絵がおもしろく、
また、本文の字が大きく読みやすいので、
読書が嫌いな小学生でも抵抗なく読めますよ。

※参照:小学校低学年(1年生、2年生)の読書感想文でおすすめの本を4冊紹介!

小学校中学年におすすめの本:わらうきいろオニ


作者:梨屋アリエ(気になったらこちらをチェック!)


赤でも青でもない、きいろのオニはお手玉が得意。

そんなきいろいオニがある日人間の学校にやって来て
友達をつくろうとしますが、子どもたちに、
きいろいオニなんて変、と言われてしまいます。

きいろオニは、子どもたちに面白がってもらうために、
どろだらけになってお手玉をしたり、
校長先生にアッカンベーをしたりと、
いろいろ無理をしてしまうのですが…


ありのままの自分を受け入れる、
ということについて語りかけてくれる本です。

テーマは少し難しいかもしれませんが、
最後はハッピーエンドなので
小学生でも安心して読めるおすすめの1冊です。

※参照:小学校中学年(3年生、4年生)の読書感想文でおすすめの本を4冊紹介!

小学校高学年におすすめの本:二分間の冒険


作者:岡田 淳(気になったらこちらをチェック!)


主人公の悟は小学校の校庭で黒猫に出会い、
竜が支配する、特別な世界へ行くことに。

そこでは、竜のいけにえとして集められた子供たちが。

悟はパートナーのかおりと共に、
「この世で一番確かなもの」を探しながら、
竜と戦うことになるのですが・・・


小学校高学年の男の子の成長や心の悩み、
気になる女の子との関係を丁寧に描いた作品。

一度手に取ったら、夢中になって一気に読んでしまう
高学年におすすめしたい、ファンタジー小説の名作です。

※参照:小学校高学年(5年生、6年生)の読書感想文でおすすめの本を4冊紹介!

小学生の読書感想文の書き方のコツを解説!


ここからは、小学生の方が読書感想文を
書く時のコツをいくつかご紹介しますね。


まずは基本的な原稿用紙の書き方から。

原稿用紙へ文章を書くときのコツとしては、
段落やマスに気をつけるのが大切です。


読書感想文の題名は、上に2マスを空けて書きます。


そして次の行には、
こちらの3つを書いていくことになります。

・学年と組
・1マス空けて苗字
・さらに1マス空けて名前



このとき、名前の下に1マスを空ける配置にするので、
下の名前から、逆に書いていくのがおすすめです。


そして本文を書いていく時は、上に1マス空けます。

また、話題を変える所でも上に1マス空け、
段落を1つ開けましょう。



読書感想文の内容ですが、本文を書くにあたって、
あなたが選んだ本のテーマや作者の言いたいことを
きちんと読み取るということが必要になってきます。

これが難しいんですよね…。


でも、読書感想文を書く上で本当に大切なのは
作者の言いたいことに合わせるのではなく、
あなたが思ったことをありのままに書くことです。

ですから、自分の思ったことと作者の伝えたいことが
違ったらどうしよう…と悩まなくても大丈夫ですよ。

感じたことを、そのまま書けばだいじょうぶです。

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また、本文をいきなり書くのではなく、
はじめに選んだ本をしっかりと読んで、
作者の言いたいことや心にのこったセリフ、
あなたの思ったことをメモするのもおすすめ
です。

メモしたセリフについてどう思ったのかを
そのまま書いていくと、自分の意見がたくさんある、
あなただけの読書感想文ができあがると思いますよ。

この記事のまとめ


夏休みの宿題などで、小学生がとまどう読書感想文。

書き方のコツがわからない・・・!」といった経験は
だれでも1回や2回はあると思います。


読書感想文には、「こうしなければいけない」といった
ルールや決まりごとがありません。

自由だからこそ、迷う人が出てくるんですよね。


まずは、自分にあった本選びからはじめましょう。

読みやすく、興味があるものを選ぶのがおすすめです。


本を選んだら、その中身をきちんと読んだり、
思ったことや心にのこったセリフをメモすると
読書感想文がスラスラと書けるようになります。

また、原稿用紙の書き方は注意されることも多いので、
事前にきちんとマスターしておきましょう!

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