これから夏に突入!
すでに20℃後半の日も多く、本格的な夏の到来を感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな夏の到来を示す言葉として「夏本番」というものがありますが、具体的にはどの時期を指す言葉で、またどのような意味があるのでしょうか。
夏本番がいつなのかを考えてみると共に、この言葉に関連する暑中見舞いにおける挨拶の書き方についても見ていきましょう!
夏本番の意味って?時期はいつなの?
この時期によく使われる「夏本番」という言葉ですが、いつの時期を指す言葉なのでしょうか。
そもそも夏本番に明確な意味はありません。
「夏のうちで、もっとも盛りの季節になること」が一応の定義になるでしょうか。
雰囲気だったり、気候だったり・・・
夏本番を意識するのは人によって違っていいと言えそうですね。
それでは、夏本番の時期を暦の上で考えるといつになるでしょうか。
暦の上では、立夏が夏のはじまり<とされており、小暑以降の大暑前後が夏本番、つまり本格的な夏の幕開けになるようです。
大暑の時期が7月22〜23日である事を踏まえると、暦の上だと7月7日くらいから7月23日までが夏本番と言っていいかもしれませんね。
また、メディアで使われる「夏本番」は梅雨明けの後という意味があるそうです。
毎年のようにテレビで気象予報士やお天気お姉さんが「来週には梅雨が明けて夏本番になります!」と言っているのを聞きますね。
7月の前半ではまだ雨も多く、なかなか夏本番の気分にひたれませんので、やはり梅雨明けを夏本番と呼ぶのが適しているかもしてません。
一方、2020年8月の東京では、35℃を超える猛暑日が11日になりました。
お盆の帰省によって夏の風物詩を感じることもあり、個人的には8月の方が「夏本番」と言うに相応しいと思うのですが・・・
ただし、梅雨明けの時期は地域によって異なるので「夏本番の時期は●●頃」とは一概には言えない側面もあります。
近年は7月でも十分気温が高いため、7月から8月をまるごと「夏本番」と言っても違和感はない気がします。
夏本番と言えば暑中見舞い!挨拶の書き方などを解説!
また、夏本番の時期に書くものと言えば「暑中見舞い」ですよね。
毎年出されている方もいる一方で、挨拶の書き方がややこしい一面もあるこの暑中見舞い。
「書き方がわからない…」という事でお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで、夏本番の時期の定番でもある、暑中見舞いのアレコレについてもご紹介します!
暑中見舞いでは、自分の近況を相手に知らせることが主な目的になります。
オリジナリティ溢れる私製のハガキや可愛い市販の絵ハガキを利用して、夏を感じさせる爽やかな演出をすればきっと喜ばれますよ。
また、暑中見舞いを出すのは梅雨明け~8月7日までとされています。
いわゆる夏本番の時期になると、書いた方が良さそうですね。
ただし、8月8日以降になってしまうと「残暑見舞い」になるのでご注意を。
暑中見舞いを書く際は、
・時候の挨拶
・相手を気遣う言葉
・近況報告
・結びの挨拶
この4点を入れてください。
これらがしっかり盛り込まれていれば、どんな内容になってもOKです。
暑中見舞いの挨拶の書き方について
暑中見舞いの具体的な書き方としては、「暑中見舞い申し上げます」
この季節の挨拶の言葉ではじめて、
「暑い日が続きますが、いかがおすごしでしょうか」
といった言葉で相手の健康を気遣って、
「私どもはおかげさまで一同に暮らしております」
この言葉で自分たちの近況を知らせます。
「寝苦しい日が続きますが、何卒ご自愛のほどお願い申し上げます」
そして最後に、このような結びの挨拶で締めましょう。
季節の挨拶の言葉は、少し大きめにかくと全体のバランスが取れるので試してみて下さい。
また、あえて「暑中見舞い申し上げます」と書かずに、「梅雨が明けて夏本番となりましたが、お元気ですか」などという言葉を用いても構いません。
最後に差出人名や日付を入れるのも忘れないで下さいね。
この記事のまとめ
夏本番の意味や時期はいつ頃なのかについてご紹介しました。
この言葉には決まった意味はなく、また時期もいつ頃とはハッキリと決まっていません。
地域によって暑さが訪れる時期も異なるので難しい所ですが、大暑の時期である7月22~23日あたりに暑中見舞いを書くと、相手も喜んでくれるのではないでしょうか。
その際、挨拶の書き方についてはくれぐれも気を付けて下さいね!