沖縄料理として知られているゴーヤチャンプル。
食べてみたいと思う反面、ゴーヤが入っていることぐらいしか知らないという人も多いのではないでしょうか。
栄養面はどうなのか、合うおかずは何なのか、茹でると美味しいのか・・・
今回はそんなゴーヤチャンプルのあれこれを紹介します。
ゴーヤチャンプルの栄養価について
ゴーヤチャンプルの中にはゴーヤが含まれている訳ですが、そもそもゴーヤの自体の栄養価ってどうなのでしょうか?
実はゴーヤはビタミンCを豊富に含んでおり、しかも熱に強いという特性があるんです。
他の食材に含まれるビタミンCは総じて熱に弱いため、生で食べないと十分な量を得られないというデメリットがありますが、ゴーヤはその心配がありません。
他にも食物繊維、カルシウム、カリウム、ビタミン、鉄分などが豊富で、ゴーヤだけでもかなり栄養価が高いことがわかります。
そのゴーヤをチャンプルにするとどうなるのかと言うと、ゴーヤ以外に使われる食材には豚肉、卵、豆腐、生姜、各種調味料がありますから、ビタミンBやタンパク質、ミネラルも補給できるという優れた食品であることが解ります。
ゴーヤチャンプルに合うおかずについて
そんなゴーヤチャンプルですが、合うおかずには何があるのでしょうか。
肉類を含むゴーヤチャンプルはメインのおかずになりえますが、どうせなら食卓にはもう一品、副菜が欲しいところですね。
ゴーヤチャンプルには豚肉が入っているとは言え、あくまでメインはゴーヤなので、肉類を追加したい人が多いようですね。
例えば豚の生姜焼き。茄子を加えたアレンジもおすすめです。
この他には、鶏のササミとピーマンをマヨネーズと醤油で和えた炒め物もぴったり。
変わったおかずでは、チャンプルを作る際に出たゴーヤの種と綿を使った天ぷらもありました。ゴミを出さない点では環境にも良い一品と言えそうですね。
また、豚肉が苦手な方は他の肉類にしても良いですし、野菜を加えることもできそうです。
調味料を何にするかで合うおかずも変わりそうですね。
そもそも「チャンプル」という言葉は混ぜるという意味が有り、ゴーヤさえ入っていれば他の材料は何でも良いと言えます。
要は下ごしらえだけではなく、どんな材料を混ぜるかでも食べやすさが変わってくるんですね。
あなたの一番食べやすいゴーヤチャンプルの組み合わせを探してみるのも楽しいですよ。
ゴーヤチャンプルは茹でると美味しいのか
美味しいとは言っても、ゴーヤ独特の苦味が気になる方もいますよね。
「ニガウリ」という別名があるだけあって、ゴーヤの苦味は強いです。
できればこの苦味を抑えてチャンプルを食べたいですが、そんな方法はあるのでしょうか?
実は、下ごしらえの段階でゴーヤを茹でることにその秘密があります。
通常であれば種と綿を抜く程度で、すぐ他の材料と混ぜ合わせてしまいますが、その前に短時間でもゴーヤを茹でると苦味が減り、結果としてゴーヤチャンプルを美味しく食べられるようになるのです。
そもそも「じっくり熱を加える」という方法に効果があり、茹でる以外にも電子レンジで加熱したり、炒める時に弱火でじっくり行うなどの方法も有効です。
更に、玉ねぎなどのように水にさらすことでも苦味はとれます。
ぜひ一度試してみて下さい!
この記事のまとめ
ゴーヤチャンプルの栄養価や合うおかずについてご紹介しました。
ゴーヤにはビタミンC等の様々な栄養価が含まれており、また合うおかずも様々なものが挙げられるので、料理として非常に使いやすい一品と言えます。
また、ゴーヤチャンプルは食べる前に、下ごしらえとしてゴーヤを茹でると苦味も減り、より美味しく食べられるようになります。
夏バテ対策にもなるゴーヤチャンプル。
今年はぜひ食べてみて、暑さをしのぎましょう!