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花芽と言う言葉をご存知ですか?

世間では、あまり知られていない
言葉かもしれませんね。

花芽とは、盆栽用語の1つで、
お花や盆栽に詳しい方であれば
誰もが知っている用語です。

では、花芽という言葉には
一体どのような意味があるのでしょうか。

また、花芽と葉芽の見分け方や、
つぼみとの違いについても解説します。
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花芽の意味とは?葉芽との見分け方も解説!

まず、花芽の意味について解説します。

花芽とは、樹木や植物の茎や枝に出来る
小さな芽を指す言葉
で、成長すれば
花となり実となるものを指しています。

また、花芽とよく似たもので、
同じく茎や枝に出来た芽から葉になり
やがて枝になるものを葉芽と呼びます。


花芽と葉芽の2つは非常に似ており、
茎や枝に出来るという共通点もあって、
見分け方もなかなか難しいものです。

そこで、花芽と葉芽のもつ特徴の違いや
その見分け方について簡単にご紹介します。

花芽も葉芽も、これと言った
分かりやすい決定的な違いは無いのですが、
花芽はふっくらと丸みを帯びた芽が特徴的なのに対し、
葉芽は細長く尖っているものが多い
です。

2つともとても良く似た芽なので、
この2つを比べて良く見てみると、

「どちらかというと丸いかな?」(花芽)
「どちらかというと細長くて尖っているかな?」(葉芽)

といった程度でしか
見分けが付かないかもしれません。

盆栽の職人さんであれば
見た目ですぐに違いが分かるのですが、
素人目線だと見分けの難しい高度なものです。

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花芽とつぼみの違いとは?

芽から花となり、やがて実のなる花芽ですが、
つぼみとの違いは何かあるのでしょうか?

まずは意味の違いを見てみましょう。

花芽とは、葉っぱや枝などになる、
植物が発達途中に出来る芽
なのに対し、
芽が膨らんで開花が進んできたものを
「つぼみ」と言う事があります。

すなわち、
花芽が膨らみ開花が進んだものは
「つぼみ」と呼ばれる為、
つぼみは花芽と一形態となります。

花芽は枝や葉に出来る発達途中の芽で、
発達し開花が進んだものが、いわゆる
「つぼみ」となると言うことです。

植物は成長していく過程で
芽、つぼみ、花と変化していき
とても興味深い
ものがあります。


普段、出先などでも何気無く
目にすることの多い植物の芽やつぼみですが、
ハッキリした違いがあるんですね。

春になると満開に咲く桜の花も、
桜の木を見かけたら花芽と葉芽を見分けたり、
花芽とつぼみを見分けたりしてみると
案外楽しいかもしれません。

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まとめ

この記事で紹介した、花芽や葉芽の見分け方、
花芽とつぼみの違いに関しての知識を知っていれば、
散歩をしている時など道端に咲いている
花芽やつぼみの違いなどを楽しつつ、
かつ、学ぶことも出来ます。

特に花芽と葉芽の見分け方は難しいですが、
興味本位で違いを見分けてるうちに
素早く見分けがつくようにもなるかもしれません。

道端で、花芽、葉芽、つぼみを見つけた際は
これらの違いを探してみてください。

意識して見たことのない物事も、
新たな知識を得る事により見方が変わったり、
興味が湧いてくるものですよ。