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私達、日本人の生まれ年を表す際には、西暦、元号の他に、干支を使う場合がありますよね。

十二歳離れた相手を「(干支が)一回り離れている」と表現するように、干支は日本の生活に深く馴染んでいます。


生まれ年のことなので家族でも干支は異なる場合が多いのですが、家族間の相性に、干支が関わってくることがあるのでしょうか?今回は、親子や夫婦、兄弟といった家族間での干支の相性についてご紹介します。
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干支と親子間の相性について。三合の吉とは?


干支によって親子間の相性が変わる事があるのでしょうか。


親子に限らず、人間同士の相性を干支でチェックする場合、以下の「三合の吉」と言われる組み合わせがキーポイントになっています。

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・子、辰、申の組み合わせ:
愛情が豊かになる傾向にある(水局三合)

・丑、巳、酉の組み合わせ:
社会的な成功を得る傾向にある(金局三合)

・寅、午、戌の組み合わせ:
名声や信用を獲得する傾向にある(火局三合)

・卯、未、亥の組み合わせ:
経済的に恵まれる傾向にある(木局三合)

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これを踏まえると、一番上の「子、辰、申の組み合わせ」である水局三合が、親子間の相性を干支でチェックする場合にポイントになりそうですね。せっかく親子同士になった以上、やはり愛情あふれる関係が理想だと言えるでしょう。

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干支と夫婦間の相性について。向かい干支とは?


家族の相性の中でも、夫婦というのは元が他人であるため、特に重視したいポイントですよね。一度結婚した相手ですから、なるべく争いは避けたいものです。

夫婦間の相性を干支で見る場合も、やはり上記の「三合の吉」がポイントになります。
その一方で、一番相性が悪いと言われる「向かい干支」も、夫婦間においては、互いに足りない所を補い合う理想的な関係になることもあるようです。

「向かい干支」とはその名のとおり、正反対に位置する干支を表した言葉です。


・子と午
・丑と未
・寅と申
・卯と酉
・辰と戌
・巳と亥



この向かい干支を大切にする風習は江戸時代からあり、今でもしばしば「向かい干支カップル」という事も言われています。向かい干支カップルは年齢が6歳程度離れているので、独身の方などは、6つ離れた異性に出会う機会があればもしかすれば…となるのかもしれません。

※参照:干支の動物の意味や順番の覚え方について。相性の悪い組み合わせは?

干支と兄弟間の相性について。方合の吉とは?


家族間の相性と言えば、兄弟の関係も含まれますよね。
兄弟仲良く育てたいと思う親御さんも大変多いと思います。

干支で見る相性の良し悪しは基本的に全ての関係に当てはまりますので、ここでも、一番良い相性は親子間の相性の項でご紹介した「三合の吉」です。
また、夫婦間の相性で紹介した向かい干支をチェックするのもおすすめです。


これらとは別に、興味の方向の一致を表す方合の吉」という組み合わせがあります。
兄弟同士、興味が同じ場合である場合は何かしら良い相乗効果をもたらす事もあるのかもしれませんね。


方合の吉の組み合わせは以下の通りです。

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・寅、卯、辰:
研究熱心で行動的だと言われています(春の方合)

・巳、午、未:
センスがよく、芸術に縁が深いと言われています(夏の方合)

・申、酉、戌:
趣味を活かした財運があると言われています(秋の方合)

・亥、子、丑:
商才に恵まれていると言われています(冬の方合)

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ただし、興味の方向があまりにも似ているとお互いの考えている事が分かりすぎるという側面もあるので注意が必要です。
大切なのは方合の吉の相性ではなく、互いを思いやる心なのかもしれませんね。

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この記事のまとめ


今回は、干支の相性を親子だけに留まらず、夫婦や兄弟関係でも調べることができるということをご紹介しました。中には、相性が悪い組み合わせもありますが、相性ばかりを気にしていたら、かえって家族の関係がぎこちなくなってしまう場合もあります。

あくまでも参考という形で干支を、家族が幸せに生活できる手助けにできれば良いと思います。


なお、以下の記事では干支について様々なこと解説しているので、興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。

※参照:干支と十二支の意味や言葉の違いについて。起源や由来も解説!

※参照:干支における方角の意味や時間との関係について。鬼門とは?