スクリーンショット 2016-01-27 9.45.10

オオルリという鳥を知っていますか?

夏に、ほぼ日本全国の山地で見られる鳥です。


非常に美しい青い体が有名で、
オスだけですが、
背中が濃い青、お腹が白で
そのコントラストも見る人の目を奪います。

高い木のてっぺんで、「ピールーリー」と
高く澄んだ声でさえずります。


こう書くと、
実際に見てみたくなった人も
いるかもしれませんね。


そこでこの記事では、
オオルリの生息場所やその寿命、
また、ペットとして飼うことは可能か?
といったことをご紹介していきます!
スポンサードリンク

オオルリの生息地はどんな所?

まず、オオルリの生息地
一体どのようなところなのでしょうか。


専門書を見ると、
低山帯から亜高山帯にかけての
山地や丘陵に生息する

とありました。


用語ですが、
低山帯から亜高山帯にかけての山地」とは
だいたい標高500~2500mの山地のことです。


もう一つの「丘陵」とは、
それよりも低い土地のことを言います。


ちょっとケタが違いますが
わかりやすいように例を挙げると、
富士山が標高3776mです。


オオルリは、
ハイキングやトレッキングを楽しめるような
比較的低い山に生息していることがわかります。


また、オオルリは水辺を好むようで、
そういった山地の渓流沿いで
よく見られます。


頻繁に出会える鳥ではないようですが、
立ち入り困難な場所に
生息しているわけではないので、
興味のある方は、オオルリを探しに
行かれてみてはいかがでしょう。
スポンサードリンク

オオルリの寿命ってどれくらいなの?

さて、
オオルリのことを調べていて、
少し気になったことがありました。

それは、寿命が短いということです。


オオルリの平均寿命は5年だそうです。


ただ、寿命は個体差がありますし、
野鳥は、人に飼われているものより
外敵に襲われたり、事故に遭うケースが多いので、
野鳥の寿命は一般的に短いようです。


ちなみに、他の鳥の平均寿命もご紹介しますと、


・オウム:50年
・ハト:30年
・スズメ:20年
・ツル:40年
・白鳥:70年



といった感じです。


しかし5年とは、はかない命ですね…。


美人薄命と言いますが、
鳥の世界でも、見た目が美しい
鳥たちの命は儚いものなのかな?
などと思ってしまいます。
スポンサードリンク

オオルリはペットとして飼うことは出来るの?

最後に、オオルリはペットして飼えるのか?
についてです。


結論から言いますと、
飼うことはできません。


鳥獣保護法で違反とされているのです。


意外と知らない方も多いと思うのですが、
スズメもメジロもダメです。


原則として、野鳥は全て、
捕獲や飼育が禁止されています。

なんで?
という声が聞こえてきそうですね。


野生生物の捕獲や飼育を許してしまうと、
お金儲けのために乱獲する人が現れます。

いくら身近にたくさんいる生物であっても、
乱獲の数が多いと、
絶滅の危機に追いやられかねません。


ですから、
オオルリをペットとして飼うことは
禁止されているのです。


なので、ペットにするのは諦めて、
山に探しに行きましょう!


きっとあの美しい鳴き声は、
自然の中で聞くからこそ
価値があるのだと思います。

まとめ:オオルリについて

鳴き声と青い背中が美しいオオルリは、
夏の、ほぼ日本全国の低い山地や
丘陵の渓流沿いで見られます。

その寿命は平均で5年と言われており、
他の鳥に比べるとかなり少ない傾向にあります。

また、オオルリをはじめとする野鳥は
鳥類保護法によってペットとして
飼うことは禁止されています。


夏にハイキングなどで
山地に行くことがあれば、
青い鳥が飛んでいないのかを
チェックするのも楽しそうですね。


それでは、今回はこの辺で失礼します。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!