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日本の春の風物詩でもある桜ですが、
その中でもソメイヨシノという種類は
最も有名で皆さんご存知かと思います。

しかし、ソメイヨシノの語源や
高さ、植え方、値段についてなど
詳しい事はあまり知る機会も少なく
ご存知でない方の方が多いでしょう。

ソメイヨシノについてもっと知りたい!
と思われる方のために、この記事では、
ソメイヨシノのアレコレについて
詳しく解説していきます。
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ソメイヨシノの語源って何なの?

ソメイヨシノは漢字で染井吉野と書きます。

そしてその語源は、
「ソメイ=染井」と「ヨシノ=吉野」という
2つの言葉がもととなっています。



そもそも染井吉野とは、
江戸時代末期の染井村(現在の東京都豊島区駒込)の
植木屋さんが品種改良をした園芸品種のことです。

明治中期以降から、
特に多く植えられるようになり
全国的に広まったと言われています。


もっとも当初は、奈良県山岳部にある
桜の名所、「吉野山」に影響され
「吉野桜」と呼ばれていました。

しかし、吉野山に咲いている桜は
ヤマザクラという種類であったため、
この「吉野桜」という呼び名は
誤解や混乱を招くと言うことが
度々言われるようになりました。


そこで、明治33年に藤野寄命さんにより、

ソメイ(染井村)+ヨシノ(吉野山)
=ソメイヨシノ


このように命名され、
日本園芸雑誌に発表されたそうです。


ソメイヨシノのそもそもの語源は、
「染井」と「吉野」という2つが
そのもととして挙げられると言えるでしょう。
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ソメイヨシノの高さについて解説!

樹齢も長く、幹もしっかりしていて
立派に聳え立つソメイヨシノですが、
その高さは一体どれ程あるのでしょうか。


ソメイヨシノの高さは、低いものでも
最低5メートルという高さをしていて、
高いものだと15から20メートル程
まで
成長する物も多いそうです。

平均しても10メートル以上には成長
するとても大きく立派な桜の木ですね。

ソメイヨシノの植え方とは?

ソメイヨシノの植え方もご紹介します。

まず、ソメイヨシノの苗木を購入する際は
幹がしっかりとしていて、目や枝の色が良く
艶のあるものを選びましょう。


最適な植え付け時期としては、
11月、12月か2月下旬から3月中旬頃が適している
と言われています。

事前に根っこを水に
三、四時間から一晩浸けておくと
根張りが良くなります。


鉢植えと地植えそれぞれも解説します。

鉢植えの場合

ソメイヨシノを鉢植えする際は、
用意した苗木より何回りか大き目の
鉢を用意し植え付けます。

また、鉢の底に砂利や川砂などを敷いて
水捌けを良くする事もポイントです。

地植えの場合

もう一つの地植えのケースですが、
ソメイヨシノの樹高が20メートル、
幅が10メートルまで育つことを考慮し、
広大な土地、敷地を選択して植え付けます。

その際には、幅が50、60センチ、
深さが40、50センチ程度の植え穴を掘り、
ソメイヨシノを植え付けることになります。

気になるソメイヨシノのお値段は?

また、ソメイヨシノのお値段についても
一緒に確認していきましょう。


ソメイヨシノは、その大きさによって
値段も大きく変わってくる
ものです。

どの位の大きさでどの位の値段が
するのかも見てみましょう。


・1メートル→1,000円
・1.5メートル→3,000円
・2メートル→12,000円
・2.5メートル→18,000円



このように値段が変化していきます。


1メートルほどの苗木でしたら
値段もお手頃なため、自主栽培が目的の方にも
十分手の届く範囲のお値段という事になりますね。
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まとめ

ソメイヨシノには昔からの歴史があり、
その語源にも逸話が残っているなど、
とても奥の深い春の風物詩だと言えます。

ただ単に鑑賞を楽しむだけでなく、
実際に希望する高さに応じた苗木を購入して
かつ、植え方を確認して
自ら栽培してみる事も面白いでしょう。


また、ソメイヨシノは日本で一番多く
植えられている桜としても有名
ですが、
詳しい情報を得る事により更に毎春の
ソメイヨシノを楽しむ事が出来そうですね。


それでは、今回はこの辺で失礼します。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!