秋の祝日の中でも、敬老の日はおじいちゃん、おばあちゃんの長寿を祝う、家族で過ごせる日ですね。プレゼントを考えている方も多いのではないでしょうか。
プレゼントの定番といえば花ですが、母の日のカーネーションのような定番の種類の花を、敬老の日ではあまり聞いたことがない気がしますよね。
そこで今回は、敬老の日で贈る花についてご紹介します。
安いものや贈ってはいけない花についても見ていきましょう!
敬老の日に贈る定番の花について解説!
母の日にはカーネーション、父の日には黄色いバラ、と定番の花を贈る日もありますよね。
では、敬老の日は何を贈ればいいんだろうと悩んだことはありませんか?
私も敬老の日のプレゼントには随分悩んだんですが、ここ最近では、敬老の日に贈る花にも定番があるようです。
その花とは、リンドウです。
「なんでリンドウなんだろう。花言葉かな?」と思った人も多いのではないでしょうか。
その通り。リンドウの花言葉として挙げられる「正義感」「誠実」は、敬老の日に関係なさそうなものばかりです。
定番である背景には、リンドウの花の色である紫が関係しています。
昔から日本では紫は高貴な色として、目上の尊敬する人の色だったんですね。
高齢者を敬うという意味で定番になったんです。
また、リンドウの根は薬として用いられており、そこから「病に勝つ」という花言葉が生まれたという逸話もあります。
こうした背景から、リンドウは敬老の日に贈る定番の花になった訳ですね。
敬老の日に贈る花の中で安いものはあるの?
敬老の日のプレゼントといえども、予算には限りがありますよね。
予算内に収めて、喜んでもらえるプレゼントというのも結構難しいです。しかし最近では、プレゼントの種類も多様化してきていますので、色々と探してみるのも楽しいですよ。
私のおすすめはプリザーブドフラワーです。
プリザーブドフラワーは生花を数ヶ月枯れないように加工をした花のことです。
加工をしているので、1本当たりの単価は生花より高いのですが、コンパクトなアレンジならば、予算に応じてくれる花屋さんも多いんですよ。
何より、プリザーブドフラワーはコンパクトになるので飾りやすく、水換えや水やりせずとも綺麗な花を楽しめるのはポイントが高いですよね。
敬老の日に贈ってはいけない花はあるの?
お見舞いの品で鉢植えがタブーとされているように、実は敬老の日には贈ってはいけない花があるのをご存知でしたか?
一般には長寿を祝うのに相応しくない花言葉の花が避けられもしますが、それ以外でも避けたほうがいい花があるんです。
特に、以下の3つは贈ってはいけない花としてよく挙げられます。
・菊
・彼岸花(曼珠沙華)
・白い花
その理由としては、いずれも葬儀を連想させる花だからです。
特に、菊や白い花は実際に葬儀で使用されることも多いため、長寿を祝う敬老の日のプレゼントでは避けた方が良いですね。
また、花には水やりがどうしても必要になります。そのため、贈る相手が草木を育てるのが好きではない場合は、花を贈ることそのものが適切ではないかもしれません。
花を贈る前に、こうした点を一度考えた方がいいかもしれませんね。
この記事のまとめ
敬老の日に贈る花についてご紹介しました。
定番の花はリンドウなので、迷ったらこれにすればいいと思います。
また、コンパクトなプリザーブドフラワーは安い価格で手に入るので、予算内で喜んでもらえるプレゼントになるでしょう。
その一方で、贈ってはいけない花もあります。
菊などの葬儀を連想させる花は避けた方がいいでしょうね。
上記を意識していれば、きっと敬老の日を祝う素敵なプレゼントを用意できるはずです。
長寿を祝うメッセージカードも付けて、一度大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。