中学1年生になると勉強も一段と難しくなり、
部活動も始まるので、日々が忙しくなると思います。
その一方で、読書感想文の課題が出される事は
小学生時代とあまり変わらないかもしれませんね。
この記事では、中学1年生の読書感想文で
おすすめの本を5冊紹介をするので、
本選びの参考にしてみてください。
Contents
おすすめの本その1:蜘蛛の糸
著者;芥川 龍之介(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
この本は芥川龍之介の代表作として有名なので、
国語の授業などで習う事もあるかもしれません。
天国から生前良い行いをした事のある
ある男を助けようと仏様と蜘蛛が
蜘蛛の糸を男の元へと垂らします。
男は直様その糸を辿り登っていく
のですが、途中から他の地獄の人間も
登って来てしまい、糸が切れる事を心配
した男は自分より下の糸を切ってしまいます。
その行いを仏様が見て蜘蛛の糸を切り、
男も地獄へ送り返されてしまうという内容です。
良い行いをすれば自分に返ってくる。
逆に悪い行いもまた自分に返ってくる。
という事が学べる小説です。
ストーリー性も面白いため読みやすく、
読書感想文の題材としておすすめです。
おすすめの本その2:西の魔女が死んだ
著者;梨木 香歩(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
この本は2008年に映画化された有名な作品で、
人の生き方や死がテーマとなった小説です。
不登校になってしまった中学生の女の子に、
西の魔女(おばあちゃん)が
「人生は自分で決めて生きていく」
という事を教えます。
普段生活している何気ない日常の大切さ。
身近な人間の大切さを再実感出来ることでしょう。
自分と小説の内容を比べた文章が
読書感想文にも書きやすいと思います。
おすすめの本その3:地をはう風のように
著者;高橋 秀雄(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
この小説は戦争を経験した事のない
中学生1年には想像しながら読む事が
もしかしたら難しいかもしれませんが、
それだけ、読み応えのある本になっています。
舞台は戦後。
お世辞でも幸せとは言えない境遇の中で
育っていく少年の心の成長を描いた作品です。
主人公と年が近い為、違う時代でも
気持ちの面などで共感する事も多く、
興味を持って読める小説でしょう。
現代と違う時代を学ぶ事もできるので、
中学1年生の読書感想文の題材として
この機会に読んでおきたい、おすすめの一冊です。
おすすめの本その4:桐島、部活やめるってよ
著者;朝井 リョウ(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
こちらも2012年に映画化された有名な本なので
もしかしたら内容をご存知かもしれませんね。
男子バレーボールに所属している主人公の桐島が
部活を辞める事をきっかけに、同級生の間で
起こっていく変化を書いた内容です。
生徒同士の人間関係も詳しく書かれているため、
自分の中学生活と比較しながら
感想文を書く事が出来ると思います。
人間関係で悩みが出てくる時期でもある
中学1年生の読書感想文の題材として、
読んでみたい、おすすめの1冊です。
おすすめの本その5:ホームレス中学生
著者;田村 裕(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
この本はお笑い芸人が著者ということもあって、
また2008年に映画化された事でも有名な作品です。
自分の中学生活と比較しながら読むと、
スラスラと読書感想文が書けるかもしれません。
中学生ながらにしてホームレス生活を送っていた
当時の著者の様子を見事に描き切った一冊なので、
今の自分の中学生活と向き合い、
生きる強さを与えてくれる小説です。
この記事のまとめ
今回は、中学1年生の読書感想文に
おすすめの本を4冊ご紹介しました。
・蜘蛛の糸
・西の魔女が死んだ
・地をはう風のように
・桐島、部活やめるってよ
・ホームレス中学生
今回紹介した本は、ほとんどが有名な小説なので
どこかで聞いた事がある方もいるかと思いますが、
どれも読み応えがあり、読み終えた後も
色々と考えさせられる内容となっています。
読み手にとって学べる事やプラスになる事が
盛り込まれた小説だと思うので、
ご紹介した中で興味が湧いた本が一冊でもあれば
ぜひ、読書感想文の参考にしてみてください。