いまだに面倒くさい読書感想文の課題。
学年が5年生、6年生といった高学年になると
本の文字数が増え、ページも分厚くなるので、
取り組むことも面倒くさくなると思います。
そこで今回は、小学校高学年、5年生、6年生が
読書感想文を書く際に、読みやすくて
おすすめしたい本の紹介をしていきます。
おすすめの本その1:しらんぷり
著者;梅田 俊作、梅田 佳子
絵;梅田 佳子
(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
この本はいじめについて書いた物です。
いじめはいじめる側、いじめられる側
この2通りだけで成り立っている訳ではなく、
いじめに気が付いていても巻き込まれたくない、
怖いといった思いからしらんぷりをしてしまう
大多数の存在があると思います。
そんな中、いじめを断ち切る為に主人公が
精一杯の勇気を出してある行動を起こします。
途絶えることのないいじめの問題ですが、
高学年にもなればいじめの問題も発覚してくる頃です。
いじめる側、いじめられる側、
そして知らないフリをしてしまう側。
それぞれの立場でいじめについて
真剣に考えることが出来るでしょう。
現在の小学校5年生、6年生の子に
一度は読んでほしいおすすめの1冊です。
おすすめの本その2:くちぶえ番長
著者;重松 清(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
主人公のツヨシのクラスに
マコトという女の子が転校してきた。
その女の子は転校早々、
「クラスの番長になる」と宣言し皆はびっくり!
しかし、幼い頃に父親を亡くしたマコトは
誰よりも友達思いの強く優しい頼りになる子でした。
最高の相棒となったツヨシとマコトの深い友情物語です。
物語の設定が小学四年生の為、
同じ小学生として高学年の子でも読み易く、
難しい表現や表記もされていない事からも
5年生、6年生には読みやすくておすすめです。
読み終えたら、クラスの友達の大切さなどに
改めて気付かされる事は間違いないと思います!
おすすめの本その3:モモ
著者;ミヒャエル・エンデ
訳;大島 かおり
(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
1日24時間が皆平等に与えられますが、
もし貴方の時間が知らぬ間に盗まれていたら…?
人間の時間を盗もうとする泥棒に
1人立ち向かうモモですが、
一体どうなってしまうのか?
このように、ハラハラドキドキ感もありつつ、
時間の大切さを教えてくれる内容となっています。
小学校高学年でも読みやすいストーリーで
「時は金なり」と言った意味にも気付くことができ、
時間の真の意味を見つめ直せるおすすめの名作です。
おすすめの本その4:糸子の体重計
著者;いとう みく
絵;佐藤 真紀子
(画像と詳細はこちらから)
あらすじ:
食べる事が大好きで大柄な体型の糸子、
クールビューティな女の子、
体型を気にしている女の子などの
5人の女の子が登場するお話です。
「友情」と「自分自身への挑戦」といった
2つのテーマを軸に書いたストーリーです。
「本当の友達とは?」
「自分はどういう自分になりたいのか…?」
「自分のコンプレックスにどう向き合うか…?」
このような、小学校高学年位になると
直面する事もある悩みや問題について書かれている為、
自身と照らし合わせながら読む事も出来、読みやすいでしょう。
5年生、6年生が少なからず持っている
「自分自身を変えたい」という気持ちや
自分の弱点と向き合うといった力を育める1冊です。
この記事のまとめ
今回は、小学校高学年の読書感想文に
おすすめの本を4冊ご紹介しました。
・しらんぷり
・くちぶえ番長
・モモ
・糸子の体重計
5年生、6年生の読書感想文ともなると
本の内容も少し難しくなってくると思いますが、
今回紹介した作品は自分と重ね合わせ、
考えながら読む事が出来る作品が多いので、
比較的、興味を持って読む事が出来ると思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい。