日本人に昔から親しまれている植物は
たくさんありますが、こうした植物の中でも、
古くから栽培されているものとしてツツジがあります。
漏斗型で白、赤、ピンク色などの
色とりどりな可愛らしい花を
咲かせる事で知られているツツジ。
家庭や公園などにもよく咲いているので
皆さん一度は目にした事があるでしょう。
では、ツツジの開花時期はいつ頃なのでしょうか。
また、ツツジ大きさはどれ位なのかや、
育てる為に必要な水やりのコツや知識についても
あわせて調べてみました。
ツツジの開花時期はいつ頃？
まず、ツツジの開花時期について解説します。ツツジは4月中旬から5月中旬にかけて
満開に花を咲かせる事が多い植物です。
耐寒性も耐暑性も強いツツジは
暖かくなる春の季節に開花時期を迎えます。
春はツツジにとって、
一番心地よい季節という事ですね。
しかし、ツツジの満開期は早くて1〜2週間、
長くても1ヶ月程しか保たないのが特徴でもあります。
ツツジを鑑賞する際は、
満開に花をつけている綺麗な時期を
見逃さないようにしたいところ。
春は花が1番綺麗に見られる季節ですが
ぜひツツジにも注目してみて下さい。
ツツジの大きさはどれ位なの？
ツツジの大きさ、樹高についても見てみましょう。ツツジの大きさ、樹高と言うと、
それ程高くないイメージがあるかもしれませんね、
ツツジの中で、
樹高が最も小さいものは50センチ低度となります。
それに対し樹高が高いツツジは、
3メートル程の高さまで成長しているものもあります。
実際には、平均的には1メートル前後の
樹高のツツジが見かけられることが多いです。
また、家庭で栽培されているツツジは
樹高が低めなものが多い事に対し、
公園や里山に咲いているツツジほど
樹高も高いと言われています。
ツツジの水やりのコツについて解説!
家庭内でツツジを育てる、育てたい方のためにツツジの水やりのコツについても述べたいと思います。
実は、ツツジは育てる環境によって
水やりのコツが変わってくるのです。
まず、ツツジを庭植えする場合ですが、
自然の雨だけで十分に水が行き渡るため
特に水やりの必要はありません。
しかし、鉢植えのツツジの場合は、
水切れのないように注意して
水やりを行う事がコツとなります。
特に、土が乾きやすい高温期の夏は、
朝と夕方2回の水やりを行うのがポイントです。
その他の季節は、
土壌が乾く前に水やりを行うと良いしょう。
なお、ツツジの細い根は
地面の近くに張られていることもあって、
土場の極端な乾燥などにとても弱いことも
くれぐれも忘れないで下さいね。
まとめ
外出先でも公園などで目にする事の多い身近な植物のツツジですが、
春になると綺麗な花を満開に咲かせます。
里山やツツジの名所などでは
庭植えなどとは一味違う、樹高の高い迫力ある
ツツジを目にする事も出来るでしょう。
また、鉢植えなどで栽培する際は、
水やりのコツを頭に入れておいてください。
乾燥には十分注意して、
ツツジが綺麗な花を咲かせる事のできる環境を
作る事がとても大切なんです。
ツツジは満開期の短い植物なので、
綺麗な時期を見逃さないで下さいね。
今年の春も、満開期にしか見る事のできない
素敵なツツジを堪能したいですね。
