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今年は七草粥を食べましたか?

お粥を食べたという人はいても、
7種類全てをきちんと食べたという人は
もしかしたら少ないかもしれませんね。


ここである疑問が浮かんできます。

七草粥を食べるのは1月7日。
こんな真冬に、七草は採れるのだろうか?
春の七草が生える時期っていつなんだろう?


「そのへんに生えてる草」
って聞いたことがあるけど本当?

どの場所に生えてるのかも気になる!


七草を覚えたい!
覚え方や語呂合わせはあるのかな?


この記事ではそんな疑問にお答えしたいと思います。
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春の七草が生える時期はいつ?

まず、春の七草とは、


①芹(せり)
②薺(なずな)
③御形(ごぎょう)
④繁縷(はこべら)
⑤仏の座(ほとけのざ)
⑥菘(すずな)
⑦蘿蔔(すずしろ)


の7つです。


では、これらの七草が生える時期は
七草粥を食べる時期でもある
1月上旬なのでしょうか。


答えはNOです。


どの草も、真冬に雪中で
芽を出す植物ではありません。


春の七草が生える時期は
一般的に2月の初め頃
です。


1ヶ月遅い…


なぜこんな矛盾が生じたのでしょう?


それは、暦が違うからです。

旧暦の1月7日は、
いまの2月上旬頃なのです。


1月7日という日付だけをそのままにして、
新暦に移行したため、
こうしたズレが生じてしまいました。


衝撃ですね!!


まぁ、現代ではスーパーで買えるので、
七草粥を食べる際も
問題ありませんけどね(笑)
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春の七草が生えてる場所はどこ?

1月7日に道端で七草を探しても
生えていないことはわかりました。

では、春の七草は私達の身近で
採れる草なのでしょうか?


春の七草が生えてる場所について
順番にみていきましょう。


まず、
なずな、ごぎょう、はこべらの3つですが、
これらは現代でも畑や田んぼ、都会なら
土手や公園などで見つけることができます。


すずなはかぶ、すずしろは大根なので
そのへんに自生はしていませんね。

スーパーで買いましょう。


せりは田んぼなどに自生していますが、
似た草で猛毒のドクゼリというものがあります。

そのため、よほど詳しい場合を除いては
ご自身で判断するのは難しいので、
スーパーで買ったほうが賢明です。


そして、ほとけのざも同様に
田んぼなどに自生していますが、
この草は数がとても少なく、
探すのはたいへん困難です。

ほとけのざも、探すのはあきらめて
スーパーで買ったほうが良さそうです。
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春の七草の覚え方と語呂合わせをご紹介!

では最後に、
春の七草の覚え方をお教えしましょう。


5・7・5・7・7の
リズムに合わせて口ずさむと…


せりなずな。ごぎょうはこべら。ほとけのざ。
すずなすずしろ。春の七草!



呪文のように繰り返せば、
いつの間にか覚えられそうですね!



頭文字による語呂合わせで覚える
という方法もあります。


セ(せり)ナ(なずな)は
ゴ(ごぎょう)ッホと(ほとけのざ)
すず2つ(すずな、すずしろ)が好き。



ちょっと無理がある気もしますが…


頭文字を七五調にしたものを使うか
それとも語呂合わせで覚えるか。


取っ付きやすい方で覚えていきましょう!

まとめ

1月7日に食べる七草粥。

しかし、肝心の春の七草が生える時期は
一般的に2月の初め頃になります。

旧暦で1月7日はこの頃だったため
このような矛盾ができてしまいました。


春の七草が生える場所ですが、
すずなとすずしろのの2つは
自生するものを見つけるのが難しいので、
スーパーで買ったほうがよさそうです。

それ以外の7草は、
田んぼや公園などにも自生していますが、
せりは似たもので毒がある草があり、
ほとけのざは非常に数が少ないので、
この2つは見つけるのが難しいです。


また、春の七草の覚え方ですが、
5・7・5・7・7のリズムや
頭文字を語呂合わせにすることで
何度も繰り返すと覚えやすいです。


それでは、今回はこの辺で失礼します。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!