甘くて美味しいとうもろこし。
でも、とうもろこしのゆで方がよくわからないと
これまで感じたことはありませんか?
調べてみても、お湯でゆでろと言うものと、
水からゆでなさいと言うものがあるし、
それからゆでた後で粒がしわになったりして…
一体どうすればぷっくりジューシーな
ゆでた美味しいとうもろこしができるのか
はっきりさせたいですね!
この記事では、とうもろこしの美味しいゆで方や
しわにならない方法について詳しくまとめてみました。
美味しいとうもろこしの2つのゆで方とは?
実は、美味しいとうもろこしのゆで方には
以下の2通りのものがあります。
・沸騰したお湯でゆでる方法
・水からゆでる方法
この2つのうち、
とうもろこしの粒がぷっくりジューシーに
美味しく仕上がるのは水からゆでる方法です。
最初に、こちらの水からゆでる方法をご紹介します。
まず、ゆでる直前にとうもろこしの皮をむき、
そのひげ根を取り除きます。
この皮が、水分の蒸発と乾燥を防ぎ
とうもろこしの鮮度を保ってくれているので、
必ずゆでる直前にむくようにして下さい。
続いて、鍋にとうもろこしを入れ、
被るくらいの水を入れて中火にかけます。
この時とうもろこしが浮いてこないよう、
上にお皿などを載せるのがオススメです。
鍋全体から泡が立ち沸騰したら、
そこからとうもろこしを3分間ゆでます。
ここで注意したいのは、塩を入れない事です。
なぜなら、ゆで汁に塩を入れると浸透圧の関係で
とうもろこしから水分が出て塩分が侵入するので
ふっくらとゆであがらないからです。
ではもう一方の、
とうもろこしをお湯でゆでる方法を行う場合は
一体どのようにするのでしょうか。
まず、沸騰してからとうもろこしを入れ
ふたをして3~5分間蒸し、ゆでて下さい。
この方法だと、シャキっとした食感になります。
両方試してみて、それぞれのゆで方の違いを
楽しむのもいいかもしれませんね。
こうすればとうもろこしはしわにならない!
さて、ここからがポイントです。
とうもろこしをゆでた後、しわにならない方法には
一体どのようなテクニックがあるのでしょうか?
続きを見てみましょう。
まず、とうもろこしをゆでている間に塩水を用意します。
1リットルの水をバットやボールに入れ、
そこに30gの塩を入れてよく混ぜます。
すると、かなり濃い塩水になります。
とうもろこしがゆであがったら、この塩水につけます。
つける時間は10秒ほどでOKです。
なお、浅い容器の場合はコロコロ転がして
とうもろこし全体に塩水がつくようにします。
こうすることで、塩水が粒をコーティングし、
冷めても水分が出にくくなり、
とうもろこしがしわしわになるのを防ぐことができます。
これで美味しいとうもろこしの出来上がりです!
早速いただきましょう(*^^*)
とうもろこしの美味しさをキープする方法は?
なお、すぐにとうもろこしを食べない場合でも、
出来るだけその美味しさを保ちたいですよね。
とうもろこしの出来立ての味をキープする方法には
一体どのようなものがあるのでしょうか。
まず、粗熱が取れてからとうもろこしをラップにくるむ事で、
冷蔵庫で2~3日保存できます。
また、ゆでたとうもろこしは冷凍保存もできます。
冷めたとうもろこしを3cmほどの輪切りにして
ラップでくるんで冷凍庫に入れます。
(輪切りにすると冷凍と解凍が速くできます)
ゆでたとうもろこしは約1か月保存可能で、
また、食べるときは自然解凍します。
とうもろこしを料理に使いたいのであれば、
少し手間はかかりますが、粒を一つ一つばらして
密閉袋に入れ冷凍する方法もあります。
加熱料理にはそのままパラパラと使えて便利です。
生で食べる場合は自然解凍して下さい。
こうする事で、とうもろこしの美味しさを
出来るだけキープする事ができます。
しかし、冷蔵も冷凍も美味しさはやはり落ちてしまうので、
できればゆでたあとすぐに食べたいですね!
この記事のまとめ
とうもろこしの美味しいゆで方のコツは、
水から入れて、沸騰後3分ゆでる事です。
また、とうもろこしがしわにならない方法として、
ゆでた後に塩水につけるというテクニックがあります。
とうもろこしの味をキープする方法としては、
2〜3の間、冷蔵庫にとうもろこしを入れておいたり、
あるいは1ヶ月間冷凍保存する方法などがありますが、
出来るだけゆでた後に食べるのがオススメです。
ちなみに、ゆでた後のトウモロコシを美味しくいただくには、
以下の「きれいな食べ方」を知っておくのもオススメです。
→トウモロコシの食べ方やきれいに食べる方法について解説!
この夏は、とうもろこしを美味しくいただきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。