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トウモロコシの美味しい季節になりました。


お祭りの屋台やバーベキューなど、
人前で食べることも多いトウモロコシですが、
食べ方に迷ったことはありませんか?


豪快にトウモロコシにかぶりつきたくなる気もしますが、
あれはマナー違反ではないのでしょうか?


そこでこの記事では、
トウモロコシの食べ方とマナーやきれいに食べる方法、
世界各国のトウモロコシの食べ方について
わかりやすくご紹介していきます。
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トウモロコシの食べ方のマナーについて解説!


トウモロコシをそのままかぶりついて食べるのは、
なんとなく下品な感じがしてマナー違反なのでは?
と心配になってしまいますよね。


ですが、トウモロコシを両手で持って
そのままかぶりつく事はマナー違反ではありません。


実際は、両手でがぶりつくのが正しい食べ方なのです。


なぜかというと、それが最もトウモロコシを
美味しく食べられる方法だからです。

一粒ずつ指でもいで食べたり、
ナイフやスプーンを使って食べても良いのですが、
それではやはりトウモロコシの
「本来の美味しさ」
を味わうことはできませんよね。


ですからトウモロコシを食べる時は、
その場の空気や周りに不快感を与えないかぎりは、
堂々とかぶりついて食べても問題はないのです。

トウモロコシのきれいな食べ方を解説!


トウモロコシにかぶりつく食べ方が
マナー違反ではない事はわかりました。


でも、同じかぶりつくにしても、
スマートなかぶりつき方と
下品なかぶりつき方があると思うのです・・



食べた跡がボサボサのぐちゃぐちゃの人と、
実がキレイに外れていてスッキリ美しい人といますよね。

それから、トウモロコシの食べカスが
歯につまってしまう事も珍しくありません。


では、トウモロコシのきれいな食べ方としては、
一体どのような方法があるのでしょうか?


そのコツは、上の歯ではなく下の歯を使って
トウモロコシを食べること
なんです。


トウモロコシのきれいな食べ方を詳しく説明しますと、
まず、トウモロコシを横向きに見て、粒が横一列に
きれいに並んでいる列を見つけます。


続いて、見つけた列から食べ始めますが、
最初の一列はかじりにくいので、端から順番に
指でもいだり、あるいはスプーンで取っても良いでしょう。


その次は、空いた列の下の列を下の歯で引っ掛けて
粒を上にこそぎ取るようにして食べていきます。


最後に、順番に下列に向かって食べていきます。


この食べ方なら、食べカスが歯につまることも少なく、
トウモロコシをきれいに食べる事ができます。

ぜひマスターして下さい!

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世界のトウモロコシの食べ方について!


日本では、そのまま茹でたり焼いたりして
食べることの多いトウモロコシ。

または実を取ってサラダに入れたり、
スープにすることもありますね。


では,世界の人々はどのような方法で、
トウモロコシを食べているのでしょうか?



調べてみると、実に多種多様でした!


世界のトウモロコシ料理をいくつかご紹介します。

メキシコのトルティーヤ


トルティーヤは小麦粉で作るものもありますが、
メキシコ等ではトウモロコシで作るのが一般的です。

「トルティーヤ」とは伝統的な薄焼きのパンで、
トウモロコシをすり潰して作られ、主食として食べます。

アメリカのコーンブレッド


トウモロコシの粉を使って焼いたパンです。

コーンブレッドは日常でも食べられますが、
特に11月の第4木曜日に行われる感謝祭とその週末には、
七面鳥料理と並んで欠かせない代表的な食べ物の一つです。

イタリアのポレンタ


北イタリアの伝統食で、トウモロコシの
粉を水で煮込み練り上げたものです。

昔は主食として食べられていましたが、
現在は料理の付け合わせに用いられています。

中国の窩頭(ウォートウ)


トウモロコシの粉で作る蒸しパンで、
中国北方に伝わる漢族の伝統料理です。

へこみのある円錐形という独特の形をしています。

韓国のオクススチャ


いわゆる「とうもろこし茶」の事で、
韓国ではとてもポピュラーな飲み物です。

日本でも、健康に良いということで
数年前にブームになりました。

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こうして見てみると、
主食として食べられていたものが
多いことがわかります。


トウモロコシは手に入りやすかったため、
食糧難の時代に小麦粉の代用とされたり、
貧困層の食べ物だったという背景があったようです。


ですがトウモロコシには、小麦などで作ったものとは
また違う独特の食感や甘みがありますよね。

食べ物が豊かになった現代でも、こうした伝統食が
食べ続けられる理由はそこにもあるような気がします。


なお、以下の記事では
トウモロコシの歴史について解説しているので、
興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。

※参照:とうもろこしの歴史をアメリカ、アフリカ、日本から解説

この記事のまとめ


今回は、トウモロコシの食べ方についてご紹介しました。

トウモロコシを両手で持ってそのままかぶりつく食べ方は
基本的にマナー違反ではありません。


また、トウモロコシのきれいな食べ方としては、
かぶりつく際に、下の歯を使って粒を上に
こそぎ取るようにして一列ずつ食べると、
上手く食べることができます。


トウモロコシは世界中で食べられていて、
メキシコのトルティーヤやイタリアのポレンタ、
アメリカのコーンブレッドや韓国のオクススチャなど、
その料理法は多種多様なものがあります。


また、トウモロコシの品種を食用と飼育用に分ける形で
以下の記事で詳しくまとめて解説しているので、
一度クリックしてご覧になってみて下さいね。

※参照:とうもろこしの品種について。食用と飼料用の具体例は?