小学生の頃から出題され続けてきた
「読書感想文」という課題ですが、
高校1年生の場合、どのような本を
参考にすれば良いのでしょうか。
高校生になると課題の量も増えますし、
部活などで忙しくなってくるケースもあるので、
なるべく短期間で終わらせたいですよね。
おすすめの本を4冊ご紹介します。
おすすめの本その1:ふたり
著者;赤川 次郎
あらすじ:
17歳でこの世を去ってしまう姉だが、
妹にはある時から死んでしまった姉の声が
頭の中に聞こえるようになる。
その日から、奇妙な姉妹の生活が
新たに始まるという内容です。
身近な人の死について考えさせられ、
人の大切さも再認識出来る事でしょう。
高校1年生が読むのに適した作品です。
おすすめの本その2:夜のピクニック
著者;恩田 陸
あらすじ:
高校生活最後を彩るイベントは歩行祭。
全校生徒が80キロを夜通し歩き続けるという
伝統行事ですが、皆が学校生活での思い出や
将来の夢を語らいながら歩いていきます。
しかし貴子は誰にも言っていない
小さな賭けを胸に秘めているのですが…
高校生活が主な内容になっており、
共感できる青春部分もあったりと
読み易く、感想文も書きやすいでしょう。
おすすめの本その3:永遠の0
著者;百田 尚樹
あらすじ:
主人公とその姉が、戦時中に亡くなった
祖父について各地を取材していくことから、
彼が本当に守りたかったものを見つけていくお話です。
2013年に岡田准一さん主演で映画化され、
大ヒットしたことでご存知の方も多いと思います。
小説版は、登場人物の心のうちが細かく書かれている点が特徴。
当時の状況を知らない現代の高校生には
是非一度、読んでいただきたい作品です。
人間の命の儚さや命の尊さを
改めて感じる事が出来るでしょう。
おすすめの本その4:カラフル
著者;森 絵都
あらすじ:
自殺をしてしまった主人公が、
再び人生をやり直すチャンスを与えられ、
この世で新たな人生を送るという内容です。
非現実的かと思われがちですが、
思春期特有の心情なども書かれており、
高校生に読み易く読書感想文を書くのにも
適している作品と言えるでしょう。
生きてく上で人生とは何なのか、
人生で何が大切かなど、
人生について深く考えられる作品です。
思春期時代をテーマとした作品のため、
一見、難しそうな内容に感じるかもしれませんが、
比較的読み易い内容になっています。
この記事のまとめ
今回は、高校1年生の読書感想文に
おすすめの本を4冊ご紹介しました。
・ふたり
・夜のピクニック
・永遠の0
・カラフル
もちろん、これ以外にも面白かったり
読み応えがあるおすすめの本は沢山あります。
高校1年生ともなると、読む本の内容も
難易度が上がり難しくなって来ますが、
少しでも自分の興味のあるテーマから
本を選ぶと意外と読めてしまうものです。
内容も難易度が上がっていく分、
心打たれる作品も多いため、
今回紹介した作品も是非参考にしてみてください。
ちなみに、以下の記事では高校2年生向けの
読書感想文でおすすめの本を紹介しています。
もっと難しい本を読んでみたい、と思ってるのであれば、
あわせてご覧になってみてください。
※参照:高校2年生の読書感想文でおすすめの本を5冊紹介!