夏休みの宿題の定番と言えば読書感想文ですが、
具体的にどうやって書けばいいのかが分からず、
困っている方も少なくないと思います。
「そもそもどのような本を選べばいいのかわからない…」
「文章は書けたんだけど、上手にまとめられない…」
例えばこのような悩みがありますよね。
そこでこの記事では、読書感想文を書く前にやることや、
まとめの書き方について詳しくご紹介します。
読書感想文を書く前にやるべき3つのポイントとは?
読書感想文を書く前にやることと言えば、
本を選ぶこと、そしてその本を読むことだと思います。
そもそも、読書感想文の本の選び方がよく分からない…
という方もいるのではないでしょうか?
読書感想文の本選びには、いくつかのポイントがあります。
・テーマが自分の身近なものか
・登場人物の年齢やプロフィールが自分と近いか
・目次の中に自分の興味がある事が書かれてあるか
やはり、自分が親近感のわく本のほうが
読んでいてのめり込みやすく、
書きやすく説得力のある文が書けます。
ネットで検索して、レビューを参考にするのもおすすめです。
では次に、本を読み進めていく際のポイントです。
本を読む中で心に留まったところや、
「これは絶対に書こう!」と思ったところ、
また疑問に思ったところなどに付箋を貼り、
それについて別の紙にメモをとりながら読みます。
本をただどんどん読むだけだと、読み終わってから、
「感動した!→どこが?→どこだっけ…読み直そう!」
ということを延々繰り返すことになってしまいます。
ものすごい時間がかかり、嫌になってしまいますよね。
そして、いよいよ本文を書き始める・・・
ちょっと待って下さい。
まずはレジュメを作成してみましょう。
レジュメとは、要約、概要、要旨のことです。
読んだときにチェックした付箋とメモを頼りに、
先ほど挙げたポイントについて書いてみます。
走り書きでOKです。
・自分が書きやすい本を選ぶ
・本を読んで気になるところに付箋をはる
・レジュメを作ってみる
この3つを読書感想文を書く前に行っておけば、
思ったより、本文はスラスラ書けると思いますよ。
読書感想文のまとめ方の書き方のコツを3つ解説!
読書感想文を書く際は、「はじめ・なか・まとめ」の
3つの構成で上手くまとめるのがポイントです。
特に、本文の最後である「まとめ」の書き方によっては、
とてもよく出来た読書感想文になるので、
この点については、ぜひ理解しておきましょう。
読書感想文のまとめの書き方のポイントとしては、
自分が今後、気を付けたいことを書くといいでしょう。
例えば、
「この本を読んで自分は〜〜と思った。
だから、これからは●●を心がけていきたい。」
「主人公の◯◯といった気持ち、心情に共感した。
自分自身も、◯◯といった点は意識していきたい。」
このような感じで、多少感情を込めて書くと、
自分らしい読書感想文に仕上がると思いますよ。
また、あなた自身の現状に置き換える書き方もおすすめです。
例えば、
「登場人物の■■はこのような行動を取ったけど、
自分だったら■■ではなく、□□をした。」
「本の世界では▼▼が普通になっているけど、
現代では△△が当たり前になっている。」
といった形でまとめるのもいいと思います。
その他の、読書感想文のまとめの書き方のコツとしては、
本やその作者へ感謝の気持ちを伝えるのもおすすめです。
「この本を読んで心から良かったと思っている」
「作者の◎◎さんにいつか会ってみたいと思った」
例えばこんな書き方もありだと思います。
この記事のまとめ
今回は、読書感想文を書く前にやることや、
まとめの書き方について3つずつご紹介しました。
書く前にやることが以下の3点で、
・自分が書きやすい本を選ぶ
・本を読んで気になるところに付箋をはる
・レジュメを作ってみる
まとめの書き方のコツがこちらの3つになります。
・自分が今後、気を付けたいことを書く
・自分自身の現状に置き換えて書く
・本やその作者への感謝の気持ちを伝える
読書感想文は、本について書くものではなく、
自分自身のことを書くものです。
自分の体験談を盛り込みながら書けるように、
できるだけ身近なテーマを扱った本を選んで、
さっさと仕上げてしまいましょう!