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あなたはグラジオラスという花を聞いたことがありますか?

バラやひまわりなどに比べると知名度は低いかもしれないこの花ですが、7月から8月はグラジオラスが開花する時期なので、楽しみにされてる方もいるかもしれませんね。

今回は、「グラジオラス」という名前の意味やその種類、似た花についてを紹介します。
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グラジオラスってどういう意味?


グラジオラスはアヤメ科グラジオラス属の植物の総称であり、後述しますが、いくつかの種類が存在します。別名をトウショウブ(唐菖蒲)やオランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)と言い、その名が示すようにアフリカや地中海沿岸で自生しています。明治時代に日本にやってきました。

グラジオラスは主に7月〜8月頃に開花しますが、日本では野生で生えている種はなく、園芸用として植える人がいるのみです。


また、「グラジオラス」という名前の意味ですが、古代ローマの剣のひとつ、グラディウス(Gladius ラテン語で剣の意味)からとられており、葉の形が剣に似ていることから付けられました。花は観賞用ですが、根の部分を湿布薬として用いることも可能です。

グラジオラスにも種類がある


それでは、このグラジオラスにはどのような種類があるのでしょうか。

ここではアヤメ科グラジオラス属の植物について紹介します。


単にグラジオラスと呼ぶ植物の他に、 グラジオラス・トリスティスやアシダンセラなどがあります。グラジオラス・トリスティスはグラジオラス属の中でも原種と言われ、南アフリカが原産地です。赤系の花を咲かせるグラジオラスとは異なり、トリスティスは黄色の花を咲かせます。

この他には、スプリング・グラジオラスと呼ばれる、春に咲かせる個体の一種でもあります。


一方、アシダンセラは白い花で中央が茶色になっています。こちらはエチオピアを産地とする原種です。スプリング・グラジオラスにはプリオリーやメディオナリスなど他にも種類があります。

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グラジオラスそっくりさん?似ている花紹介


最後に、グラジオラスに似ている花についてもご紹介します。


グラジオラスに似ている花では、まずワトソニアが挙げられます。

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ワトソニアは「ヒオウギスイセン」とも呼ばれ、このようにピンクの花を咲かせ、グラジオラスと同じくアヤメ科に属します。花弁の付け方もグラジオラスと似ていますね。名前の一部にも含まれているヒオウギも葉の様子がグラジオラスと同じく剣の形をしている植物ですね。

他には植物全体が剣の形をしているように見えるルピナスや、葉の形が剣のようなイキシア金魚草などが似ている花として挙げられます。金魚草以外はいずれもアヤメ科に属しており、同系統ゆえの類似点が伺えますね。

この記事のまとめ


グラジオラスの意味やその種類、似た花についてご紹介しました。

菖蒲と名のついてはいるものの、アヤメに関連した植物であることが特徴のようですね。そういえば菖蒲も剣のように細長い葉をしていますから、別名は案外そこから採用されたのかもしれませんね。

また、グラジオラスの花言葉には意味の由来となった剣を想起させる「勝利」の他、古代ヨーロッパの風習から密会や用心、思い出、忘却など恋に関する花言葉もあるようです。花の色によっても恋あるいは勝利のための努力など様々な言葉があるので、愛しい人に贈るのもよし、頑張っている相手に応援を込めて贈るのにもオススメですよ。

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