貼り付けた画像_2016_06_24_15_48

ブラックフライデーという言葉の意味をご存知ですか?

名前だけ聞くと、何やら不穏なイメージが漂ってきますね。
直訳すると「黒い金曜日」となりますが、一体何が起こったというのでしょうか?


その一方で、ブラックフライデーに似た言葉としてサイバーマンデーというものがあります。
直訳した「機械的な月曜日」というニュアンスはどこか意味深です。

これらの言葉は主にアメリカで使われているのですが、果たしてどのような意味を持っているのでしょうか?ブラックフライデーとサイバーマンデーの違いも簡単にまとめてみました。
スポンサードリンク

「ブラックフライデー」という言葉とその意味について解説!


まずはブラックフライデーという言葉の意味から見ていきましょう。

ブラックフライデーを語る上で言及しなければいけないのが、アメリカで毎年11月の第4木曜日に行われる感謝祭です。その年の収穫を神に感謝する日で、アメリカの祝日でもあります。

現在では神に感謝するという宗教要素はあまりなく、家族や友人たちで収穫…つまり飲食物をワイワイ楽しむ日として定着されていますね。


さて、この感謝祭の翌日がブラックフライデーなのです。ブラックフライデーの日は感謝祭とは異なり、祝日に指定されていませんが、休みにする会社が多いことで知られます。

また、ブラックフライデーの日は、前日の感謝祭向けのギフトの在庫処分セールや、クリスマスプレゼントなどの年末商戦に向けたセールが開始される日としても知られ、毎年多くの買い物客が商業施設を訪れるんです。

その結果として、商業施設やその付近の道路が人々でごった返し、真っ黒に埋め尽くされる事が、この「ブラックフライデー」という言葉の由来になっています。また、大勢の買い物客によって物が売れ、商業施設の売上が黒字になるからという意味合いもあります。

スポンサードリンク

サイバーマンデーの意味と、ブラックフライデーとの違いは?


一方のサイバーマンデーも、ブラックフライデーと同じく感謝祭に関わる商業用語です。
こちらは感謝祭の次の月曜日のことで、実際の店舗ではなくオンライン上の店舗が賑わうという意味から「サイバー」と名付けられました。

この日は特に休日というわけではないのですが、職場から高速インターネットを介してオンラインショッピングを楽しむ会社員や、休日が終わって仕事が始まり、実際の店舗まで行く余裕がない人がオンライン上で買い物をするという状況が増え、結果インターネットショップが繁盛することになったんです。

つまり、ブラックフライデーはオフライン、すなわち実店舗における賑わいを示す言葉なのに対し、サイバーマンデーはオンライン上、ネットショップの賑わいを示す言葉という違いがあるといえますね。


また、ブラックフライデーの項でも述べましたが、感謝祭の在庫処分や年末商戦のセールがこの時期から開始されます。それはオンラインでも同様で、客足が伸びる日なんですね。

そしてインターネットショップでは、あえて「サイバーマンデー」と銘打ってセールを行うところも多いようです。

その為、お客さんが多いという意味からサイバーマンデーという言葉自体が顧客寄せのためのPR文になっているケースもあるのだとか。日本ではあまり特定の日がセールにふさわしいという話を聞かないので、この戦略は面白いなと感じます。

この記事のまとめ


ブラックフライデーとサイバーマンデーの意味と違いについてご紹介しました。


それぞれの意味を一言でまとめると、以下のようになります。

・ブラックフライデー:感謝祭の翌日
・サイバーマンデー:感謝祭の次の月曜日



また、ブラックフライデーになると商業施設などが賑わいを見せるのに対し、サイバーマンデーが賑わいを見せるのはネットショップという違いがあると言えます。ちなみに日本でも政府や経団連がブラックフライデーを真似て大規模セールを企画した事もあり、今後定着するかチェックしたい所ですね。
スポンサードリンク