2歳児の運動会は、子供にとっても初めての経験が多く、先生にとっても足元もおぼつかない点も多いと思います。
特に競技選びについては不安に思われる事も多いのではないでしょうか。
その一方で、2歳児が一生懸命競技している姿は、大変、微笑ましく、周囲の人たちまで、幸せな気持ちにしてくれますよね。こうした子供たちが楽しめるような競技を選んで、当日を楽しく、無事に過ごしたいところです。
そこで、2歳児の運動会におすすめの競技をご紹介したいと思います。
Contents
2歳児におすすめな運動会の種目(1)親子競技
まずは定番の親子競技を見てみましょう。
この年代の子供の運動会でおすすめな種目としてよく挙げられる親子競技ですが、よくよく考えると、2歳児までと3歳児より上では多少違ってきますよね。と言うのも園児が一人で走ったり、いろいろ出来るかがポイントになるからです。
ご紹介するのは、2歳児でも出来る親子競技です。
※参照:3歳児でもできる運動会の種目って?かけっこや親子競技などを解説!
おんぶ競争
おんぶ競争とは、その名の通り、親が子供をおんぶして走る競技です。
運動場が広ければチーム分けしてリレー方式もありですが、狭い時は個人戦として行うのがいいでしょう。
競技のルールは、始め、子供だけでスタートし、決められた位置で親が待っています。
子供が親のところに辿り着いたら、おんぶしてゴールまで走ります。たくさんの組で行うと、違う親のところに行ってしまう園児がいたり、ハプニングが多く楽しいですよ。
魔法のカーペット
こちらは、カーペットの上に子供を乗せて親が引っ張ってゴールする種目です。
スタート地点で玄関用のマット等の片隅にクッションを敷き、子供が乗り親がもう片方の端を引っ張って子供を落とさないようにゴールを目指します。カーペットとクッションが必要になりますが、単純で面白い種目です。カーペットを使用するので体育館などでの運動会に適していますね。
また、打撲などをしないように、クッションは必ず使用しましょう。
2歳児におすすめな運動会の種目(2)デカパンリレー
デカパンリレーとは、園児と保護者2人1組で大きな半ズボンの中に入って走る種目です。
チームに分かれてズボンをタスキ代わりにしてリレーをして勝敗を競います。
一見単純に見えますが、ズボンをはくのに手間取ったり、ユーモラスなシーンが満載なので楽しめると思います。ズボンは市販されているものでは当然入りませんので、あらかじめ、用意した方が良いと思います。
2歳児におすすめな運動会の種目(3)ニワトリさんひよこさんゲーム
最後にご紹介するのがニワトリさんひよこさんゲームです。
まず、スタート地点を2つ作り、片方に親、片方に子供を位置につかせます。
ふたつの中間地点あたりに、ひよこのお面と黄色いマント、鶏のお面と白いマントを用意しておき、子供はひよこの衣装、大人は鶏の衣装を着ます。そして大人が子供をおんぶしてゴール。こちらも単純ですが盛り上がります。
途中に障害物をひとつくらい置いても良いかもしれません。
この記事のまとめ
今回は、2歳児の運動会でおすすめの種目を4つご紹介しました。
2歳児の運動会は競うというよりも交流会のような楽しい催しだと思います。
でも、種目選びは先生方は悩むことと思います。
今の時代、怪我でもさせたら大問題になりかねないので・・・
とはいっても、あまりにも安全面を考えすぎて、つまらない種目ばかりでもとは思うので、その辺は、保護者の方たちと相談しながら、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。
※参照:1歳児向けの運動会の種目って?親子借り物競争などおすすめを紹介!
※参照:3歳児でもできる運動会の種目って?かけっこや親子競技などを解説!