1歳児の運動会の場合、だんだん1人で歩くことが出来るようになってくるとは言え、運動会ともなるとやはり親と一緒に競技することが多いです。
親は大変ですが、親子が一生懸命頑張る姿は見ていて微笑ましいですよね。
今回は、そんな1歳児の運動会で行うおすすめの種目をご紹介したいと思います。
Contents
1歳児におすすめな運動会の種目(1)親子借り物競走
まずはじめにご紹介するのは「親子借り物競争」です。これは文字通り、親子で借り物競走をする競技で、やり方としてはまず、親と子供が分かれて、子供が先にスタートします。
そして中間地点に、品物の名前が書かれた紙を置いておいて、子供がそれを親に渡します。
後は親が子供をおんぶして、書かれている品物を探してゴールするというものです。
用意するものとしては、品物やその名前が書かれた紙、そして紙を置いておくテーブルや置き物などがあればいいでしょう。
また、品物の代わりに、キャラクターのお面や先生を連れてくるルールを採用した種目にするのも面白いと思いますよ。
1歳児におすすめな運動会の種目(2)魔法のじゅうたん
1歳児の運動会には「魔法のじゅうたん」と呼ばれる種目もおすすめです。
これは、段ボールやカーペット、あるいは台車の上に子供を乗せて、これらを親が引っ張ってゴールするという種目です。
親が引っ張る際、子供が地面に落ちないように注意する必要はありますが、わかりやすい事もあって人気が高く、また面白い種目です。
子供が乗る部分にクッションを置いておくと、思わぬ打撲も防げますよ。
数人のチームを作って、リレー対抗方式にしてもいいですね。
ただ、動くものに乗ることを怖がる子供さんも出てくると思うので、そんな時は親がおんぶして走るなど、臨機応変に対応しましょう。
また、親御さんが荒っぽくダンボールなどを扱って、子供たちが怪我しないように、事前に注意しておくのも忘れないで下さいね。
1歳児におすすめな運動会の種目(3)かくれんぼ
そして最後に紹介するのは「かくれんぼ」です。
手順としては、子ども達にはあらかじめ同じ帽子をかぶせておきます。
子どもたちを一か所に集めて、全員座らせ、下を向かせるなど顔を隠すようにします。
もちろん、このとき親には子供がどこに座ったのかわからないようにします。
あとはスタートの合図と共に、親が自分の子供を探し、見つけたら子供をおんぶしてゴールに向かうという種目です。その際、子供が顔を上げてしまわないように、下にキャラクターを置いておくなど工夫するといいと思います。
同じ帽子をかぶっていると、我が子といえどもちょっと迷ってしまう保護者もいたりで面白いですよ。
1歳児の運動会を行ううえでの注意点って?
最後に、1歳児向けの運動会を行う上での注意点をいくつかご紹介します。
まず、1歳児は1人で歩けるようになるとはいえ、まだまだ不安定なところも多い年齢という事は念頭に入れておきましょう。短い距離ならまだしも、少なくとも一人で一定以上の距離を走るなどは無理ですので、やはり親子で参加できる種目を探したほうがいいでしょうね。
基本的には、短い距離を子供たちに走ってもらい、後は親と一緒にゴールを目指すというパターンが多いように感じます。
また、1歳児ぐらいですと月齢によってできることが全然違うケースも増えてきます。
「1歳児」と一言でいっても、4月生まれの子と3月生まれの子の間では、出来ることがぜんぜん違う場合もしばしば…。4月生まれなど、発達が少し早い子などは、少しハンデのようなものをつけるといいかもしれません。
なお、以下の記事では子供の運動会のおすすめの種目を年齢ごとに解説しているので、どの年齢ではどの種目がおすすめなのかを参考にするためにも。一度ご覧になってみて下さいね。
※参照:0歳児向けの運動会の種目でおすすめの競技を3つ紹介!
※参照:2歳児向けの運動会の種目は?おすすめの競技を4つ解説!
この記事のまとめ
1歳児でもできる運動会の種目の中で、おすすめのものを3つご紹介しました。
まだ赤ちゃんを卒業するかしないかくらいの1歳児の子供が一生懸命競技する姿は、親でなくても可愛いですし、感動します。
子供本人の記憶には残らないかもしれませんが、楽しかったという思いはその後の成長に必ずプラスになるはずです。しっかりサポートをして、楽しい運動会にしましょうね。